【共同通信杯2017 有力馬徹底解剖】タイセイスターリー、積極先行策から人気サイドを崩しに出るか? RACING POST by Shang-Hai 

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【共同通信杯2017 有力馬徹底解剖】タイセイスターリー、積極先行策から人気サイドを崩しに出るか?


 タイセイスターリー。馬名がなんとなくソビエト連邦。

《新馬① 京都芝1400m(内回り) 良》
 12.5 - 10.9 - 11.6 - 11.9 - 11.8 - 11.4 - 11.5 (35.0 - 34.7 イーブン)

 ミッキーアイルの半弟である点を見込まれたのか、単勝オッズは1.4倍の1番人気。そんなに被るのか。大丈夫なのか? 親父はマンハッタンカフェだぞ?

 外枠スタート。ちょっと出負けしたが、素早くリカバー。頭の高いフォームで先頭を窺う勢いもすぐに2列目に控える。3、4角もそのまま外を回って直線。L2Fのはやい段階で勝負は4角先頭で回ったブレイヴバローズとの一騎討ち。L1Fでもまだ交わせないが、手応えは外タイセイスターリー。ブレイヴバローズ、鞭が入って懸命の抵抗も虚しく。タイセイスターリー、完勝。

 レースのレベルはあまり高くないなと。たださすがは一本被りの大本命馬。出負けもなんのその、マンハッタンカフェの仔にしてはなかなかのスピード性能を見せてきた。まァこのあたり、血統的にはマンハッタンカフェよりもRock of Gibraltarだろうなと。とか言いながら、2着のブレイヴバローズもマンハッタンカフェ。どうも怪しいなと思って調べてみると、この新馬戦の出走メンバー、その後ブレイヴバローズ以外に勝ち上がった馬は未だに1頭もいない。なるほどだが、この新馬戦だけではなんとも。スピード性能がよいと言っても、トップスピードの質まで測れるほどのレースレベルではなかった。

 だと言うのに、次走デイリー杯2歳S。なんとまたもや本命に祀り上げられた。

《デイリー杯2歳S⑧ 京都芝1600m(外回り) 良》
 12.5 - 11.4 - 12.0 - 12.5 - 12.1 - 11.5 - 11.2 - 11.4(48.4 - 46.2 スロー)

 なんにもわかってはいないのに、それはヤバいですって。

 最内枠からの発馬は、またしても出負け。しかし二の脚がつくのかリカバーは素早い。新馬戦と同じパターンだが、違いは枠。今回は最内枠がアダとなったか押し上げは無理。好位からの競馬などはすでに望むべくもなく、仕方なく馬群後方でのポジショニングとなる。L4Fの坂上からジワッとレースが動き、タイセイスターリーは外々のコーナリング。L3Fから川田の手が激しく動くもかなり不利。直線、ちょろりと脚を伸ばしたようにも見えたが、勝負はすでに成層圏の彼方。ほとんど見所なしの惨敗。だからヤバいって言ったのに。

 しかしこの敗戦でわかったことは少なくない。まずは前半要素の面でいいものがある。マンハッタンカフェで二の脚がつくというのは意外な感じだが、とにかく序盤からの追走能力には結構なレベルで計算できるものがありそうだ。問題は後半要素だが、結論としてはスローからの瞬発戦では望みが薄い。新馬戦とデイリー杯2歳Sをセットで比較して考察するとそうなる。積極先行策からスピードで押しながら後続の脚を削ぐ形のレースがタイセイスターリーの勝ちパターンになるようだ。

 年明け初戦にはシンザン記念がチョイスされる。    


《シンザン記念② 京都芝1600m(外回り) 重》
 12.1 - 11.0 - 11.4 - 12.6 - 12.4 - 12.8 - 12.7 - 12.6(47.1 - 50.5 ハイ)

 外枠に入ったらおもしろいなァと考えていたら、本当にそうなった。これはおいしい。加えて当日は雨天の重馬場。マンハッタンカフェ産駒。ますますおいしいではないか。まァでも、また出負けするんだろうな……

 好発。どうなっているんだ、この馬は。が、結構行き脚はついているのに結局中団外目のポジショニング。そうか、よく考えたらこのレースでの鞍上は川田負傷の後の乗り替わり代打、武豊。武がここまで下げるからには、それなりの理由がある。ペースが相当に速いのだ。武豊の時計感覚はいまでも恐らくJRAのジョッキーの中では最も優れている。3、4角のコーナリングは外々でさらにポジションを下げるが、構わない。すでにトップスピード戦の目はカケラも残っていない。完全なバテバテのポテンシャル戦だ。であればここはマンハッタンカフェの地力がタイセイスターリーを押し上げるはずである。来た、やはり来た。直線を向いてL2F、脚色がいい。L1Fまでに大外から先頭に取りつき、最後は底力勝負。内で3頭ほどが粘りを見せているが、これは交わせる。と、すぐ内から鋭い伸びを見せているのはキョウヘイ。がんばれ、タイセイスターリー! しかし並ぶ間もなくキョウヘイに交わされ、2着で入線。惜しい。しかし武豊、さすが。この2着はジョッキーの大ファインプレーだ。

 収穫はここでも。やはりタイセイスターリーはポテンシャルタイプ。バテバテの消耗戦ならまかせろという向きだ。出負け癖はここでは出さなかったが、まだ治った訳ではない。しかしあの行きっぷりのいい二の脚を思うと、恐らくだがこの馬には枠の常識は当てはまらない。つまり外枠の方がいい。出負けしてもリカバーしやすい外枠の方が自分の型に嵌る。ポテンシャル戦に持ち込みやすいだろう。くどいが、さすがは武豊。彼はこうしてファンにヒントもきっちりと与えてくれるジョッキーである。

RACING POST by Shang-Hai 見解》果敢な先行策からスロー想定を打ち砕ければチャンス到来?

 この共同通信杯、ハッキリ言ってトップスピード戦になるとまず勝ち目はない。それでもタイセイスターリーが勝ちに行くと言うのなら、その策はひとつしかない。積極先行策からペースをグイッと引き上げること。末脚自慢たちを負かしに行くなら、その末脚をはや目に潰してしまうこと。イーブンでは甘い、完全なハイバランスラップを刻んでポテンシャル戦を展開することだろう。問題はジョッキーだが、ルメール。控えてスローに付き合うのか、行き切ってハイのレースを作るのか、かなり微妙で判断しづらいところ。まずそのルメールや陣営のコメントには注意が必要だろう。すでに出ている報道もチェックしておくといい。幸いにもテンに無茶な速さを備えた向きは見当たらない模様。スロー想定を無視する予想も十分あり得ると言っておく。タイセイスターリーが外枠に入れば、その確率はさらに上がる。

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