【クイーンC2017 有力馬徹底解剖】レーヌミノル、阪神JFの価値を守るべく意地を見せられるか? RACING POST by Shang-Hai 

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【クイーンC2017 有力馬徹底解剖】レーヌミノル、阪神JFの価値を守るべく意地を見せられるか?


 レーヌミノル。GⅠ3着の意地と誇りで好走を約束か?

《京王杯2歳S② 東京芝1400m 良》
 12.4 - 11.4 - 11.9 - 12.0 - 11.3 - 11.2 - 11.7(35.7 - 34.2 スロー)

 真夏の小倉で新馬戦と小倉2歳Sを楽勝して、勇躍挑んだGⅡは京王杯2歳S。ダイワメジャー産駒にしてはコンパクトにまとまった馬体を踊らせて府中の直線を駆ける。

 まずまずの発馬を決めて、スッと好位外寄りの2番手。府中芝1400m、やはりレースはスローで進んでいるらしく、馬群一団がコースを滑っていく。3、4角のスパイラルもそのままの状態で抜けて直線。レーヌミノル、L3Fはまだ持ったまま。L2F、離れた外からモンドキャンノの追い上げが浜中の視界に入るか入らないかというタイミングでの追い出し。ここがちょうど坂上あたり。L1Fでモンドキャンノが内へ切れ込み気味に馬体を合わせにくる。内レーヌミノル、外モンドキャンノ。脚色がいいのは外。その勢いのままモンドキャンノに交わされて、レーヌミノルは半馬身差の2着。

 実は阪神JFの予想をしている時に、このレースの評価は微妙だなと思ってレーヌミノルの扱いには困った。阪神JFについては後述するが、とにかく結構悩んだのは確か。まずは3F戦で、公式の上がり時計がほぼそのままレーヌミノルの上がりだと見てよい。スローからの好位抜け出しを図って、追い出しを待って、坂上からの勝負。ところがすでに脚色はモンドキャンノ絶対優勢。まァL1Fで落としたと言っても0.5だからそんなに悪いところがある訳ではないが、これが小倉上がりのスプリンターなのかなと。単純に1400mは若干長いという判断でいいのかなとして、そんな悩ましさの闇を抜けて阪神JFでは無印。スローからの瞬発戦でトップスピードの持続性を保てないとなると、やはり痛いと考えざるを得ないところだった。

 そして2歳女王決定戦、阪神JF。    


《阪神ジュベナイルフィリーズ③ 阪神芝1600m(外回り) 良》
 12.4 - 11.0 - 11.3 - 12.0 - 12.1 - 11.5 - 11.5 - 12.2(46.7 - 47.3 イーブン)

 展開想定はザックリと言うとだいたいこのようなものだった。まず行くのはアリンナ、速めで飛ばす。少し離れて2列目レーヌミノル。これも内の好枠を利してソウルスターリングは3列目の内々。大外枠より中団から後方の外目にリスグラシュー。中盤の緩み幅は小さく、3F瞬発戦もスローバランスにはならない……そして本命視したのはリスグラシュー。レーヌミノルはスプリント色強しと見てここでは無印。

 リスグラシュー、痛恨の出負け……は、ここではいいとして。想定とそんなに違わない展開になる。行ったのはやはりアリンナで、見たところは速い。最序盤で多少の出入りも結局ソウルスターリングとレーヌミノルの序列は想定と逆に。まァ想定外というほどでもないが、距離適性的にはレーヌミノルがソウルスターリングの前に出ないとチャンスは小さくなるのは明白。無論、馬券的に当方はレーヌミノルを蹴っ飛ばしているから、この隊列そのものはどうでもよかった。

 とにかくレーヌミノルは1番人気に支持されているソウルスターリングを前に見る形でレースを進める。レース中盤、アリンナと後続の差の詰まり方はゆっくりとしたもので、思った通りラップの緩み幅がそれほどでもないことがわかる。淡々と好位列のすぐ後方から進むレーヌミノルだが、ちょっと辛い流れか。

 4角出口。L3F、内からソウルスターリング、1列後の中目からレーヌミノル。リスグラシューは外々を回されて後方。直線を向いてまず追い出したのは蛯名のレーヌミノル。鞭を入れて坂を駆け下りる。まだ持ったままはソウルスターリング。逃げたアリンナも粘る。内ラチ沿いにはディーパワンサ、右にゴールドケープ。蛯名、懸命に追うもなかなか交わせない。坂下から満を持して抜け出すソウルスターリングの外、レーヌミノルもやっとアリンナ以下を振り切って急坂を駆け上る。そこへ外から飛んできたのはリスグラシュー。あっというまに交わされて、そのままゴール。レーヌミノル、3着。

 単勝オッズの人気順での入線となったが、健闘と言っていいだろう。ややハイ寄りのイーブンバランスというラップデザインだが、中盤の緩みが12.0前後で収まるのがこのレースの例年の特徴。こうなるとマイル適性で上位人気馬には劣るレーヌミノルは苦しくなるはずであったが、そこは当方の見込み違いだった。いや、苦しかったとは思うのだが、こういう結果になると距離適性云々の前に若駒としての完成度の問題が浮上するだろう。無駄な動きを抑え、粛々と追走した後は追われて懸命に駆ける。それだけのこと。だが、それだけのことが大半の若駒にとっては難しい。このGⅠ3着という結果はそういったまずは基本的な競走能力が他馬よりも先進的であったことがもたらしたものと考えるのが自然だ。

RACING POST by Shang-Hai 見解》マイル適性に疑問あり。本質はやはりスプリンターでは?

 だからレーヌミノルの本質的な能力は劣ると言うのではない。それどころかかなりの素質を秘めた牝馬であると認めたい。そう述べた上でこのクイーンCではどう扱うかを言うと、結論としては勝つまではいかないと見る。京王杯2歳Sと阪神JFで見る限り、レーヌミノルが勝ちを拾える距離は1200m、よく持って1400mまでと見ている。イーブンで流れた阪神JFでの健闘は讃えるが、現実はソウルスターリングやリスグラシューといった明らかに距離適性で勝る向きに完敗という形。スローの京王杯2歳Sでもモンドキャンノに屈してしまったし、クイーンCの後も含めてマイル戦での勝負はかなり厳しいと思う。1200mから1400mまでのスプリントの範疇で語れるギアチェンジ性能なりトップスピードの質なりというところと考える。ただし馬券対象になる確率となると話は別。アエロリットという同型の骨っぽいのはいるが、レースセンスで負けていることも決してない。とにかくどう扱ったものか、今回も非常に悩ましい1頭ではある。

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